32145

これは、インドと中国の25年前から現在までの名目GDPを並べたうえで、インドの時間軸を左横に10年分移動したグラフだ。

つまり、現在のインドのGDPはその金額および伸び率において10年前の中国とほぼ一緒である、という事実を示したスライドである。

ちなみに中国はこの5年後の2010年に日本を抜いて世界第2位となった。

そこからまだ5年しか経っていない。たったの5年前まで、日本は中国より大きかったのである。

それが今や中国は日本の実に2倍以上の経済規模を持つ、背中がかすむほど遥か彼方にいる経済大国になってしまったのである。

未だに私達には心のどこかで「日本経済は中国よりホントは上だったのに…」といった感覚が少なからずあると思う。なぜならそれはあまりにも短期間で、まさに瞬きをする間に起きたような感覚があるからであり、もっと言えばその速さゆえ状況をよく呑み込めてすらおらず、したがってそれに対するしかるべき対応が出来ていない(いなかった)から、そう言えなくはないだろうか。

しかしこれによって経済はもとより、政治や軍事などあらゆる面で世界のパワーバランスが一変し、日本は相対的に弱々しく、不利になり、自信を無くしてしまっている事はもはや疑いのない事実ではなかろうか。

さて、それと同じことがまもなくインドによってなされる、そう言われたらどう思われますか?

次回はそれを検証する一枚をアップします。