Fukuri

 

今ここに1という数字があるとして、上記はそれが毎年7.5%ずつ10年間増え続けた場合(オレンジ)と、毎年1%だけ増え続けた場合(青)の推移を表したスライドである。

 

つまり、7.5%という数字は複利計算で10年後にちょうど2倍になる数字であり、1%は10年たっても1割だけしか増えないという、それぞれ数字である。

世の中にはその数字にあてはまる事柄がいくつかあるのだろうが、私の知っているものが一つだけある。それはインドの経済成長率と、日本のそれである。

インドのGDP成長率は向こう数年間、だいたいどの国際機関も7.5%前後と予測している。一方で日本は良くて1%、大勢の予測はゼロコンマいくつである。

さて、足元のインドのGDPはざっくり日本の半分である。つまり、多少の誤差はあるにせよインド経済は日本を約10年で抜き去る。

確かに不確定要素はある。様々な地政学もマクロ・ミクロ要因もある。ゆえに必ずこういう事をいう人がいる。「そうなるとは限らない」。

一つ言える事は、過去10年間のインドGDP成長率の平均は7.7%であった。

また中国は10年どころかたった5年で日本に2倍の差をつけ抜き去った。あれほど「格差で政権が持たないから混乱が起きる」だの「バブルがはじける」だの日本人が言っていた国が、である。

議論するのも、楽観的な予測をするのも間違ってはいないとは思うが、私ならこう言う。

れは既に確定した未来である