「インスタリム株式会社」についてご紹介

本日は、新たに投資を決定した企業「インスタリム株式会社」https://www.instalimb.com/ についてご紹介したいと思います。
特に、私たちが心から共感した、インスタリム社の「壮大な挑戦」についてお伝えできればと思います。

徳島CEOとの出会い
インスタリム社の徳島CEOとの出会いは、まさに「これだ!」と思える瞬間でした。
同社は最先端の3Dプリンティング技術とAIを活用し、義足の製造プロセスを革新するソリューションを提供しています。
従来の義足は高額で製造に時間がかかるため、特に発展途上国では必要な義足を手に入れることが難しい状況が続いていました。

インスタリム社は、この課題に対して「高品質・低価格・短納期」の三拍子揃った解決策を提示。具体的には、従来品と同等の品質を保ちながら価格を1/10以下に抑え、製造納期も大幅に短縮。

また、義肢装具士1人あたりの製造能力を10倍以上に拡大することで、これまで手が届かなかった多くの人々へ義足を届ける仕組みを実現しています。

さらに、同社はこれまで数千本以上の義足を提供してきた実績から、非常に貴重なデータを蓄積。このデータは3Dプリンティングによる義足製造プロセスの中核となり、他社が短期間で模倣することが難しい大きな強みとなっています。

徳島CEOの事業への熱意も印象的でした。単なる利益追求ではなく、「社会課題解決」という使命感が事業の根底にあることを強く感じました。

インスタリムへの投資理由
私たちがインスタリム社に投資を決めた理由は明確です。
それは、「社会課題解決への力」と「圧倒的な成長ポテンシャル」を兼ね備えているからです。

義肢市場には特に発展途上国で大きな潜在需要があります。
これまで高価格でオーダーメイド中心だった市場に対し、インスタリム社は3Dプリンターを活用した低価格・短納期の義肢提供で挑戦しています。

すでにフィリピンやインドでは現地法人を運営し、数千本以上の義足提供実績があります。市場シェアも急拡大中であり、インドでは世界最大級の義足提供NGO「シャイプールフット」への3Dプリンタ設置も決定しました。さらに、ウクライナやインドネシア、ナイジェリアへの展開も予定されています。

特にウクライナでは戦禍による義足需要が急増しており、国連プロジェクトとの連携による現地支援も進行中です。このような社会的意義の高い事業へ共感し、中長期的な成長支援を通じてインスタリム社とともに歩んでいきたいと考えています。

私たちは社会課題解決とビジネス成長の両立というミッションを共有しながら、この壮大な挑戦を支援していきます。

リブライトパートナーズ
池田 英正