Twitter上場の鐘を鳴らしたのは誰か?

Rebright Partners Pte Ltd.

日本時間の昨晩、米国では木曜、Twitterが上場し、初値が付いた。

その記念すべきモーメントに、関係者はそのTwitterというプラットフォームにおいて、どんな事をツイートしたか?

まずはTwitter自身の公式アカウントのツイートはこうだった。

さしずめ 「取引所の鐘をならした(上場した)ぜ!」 といったところ。

では、その鐘を鳴らしたのは? 「もちろん社長とか関係者だろう」と思いきやそうでもない。 それはこのツイートにより明らかに。

ジャックドーシー エヴァンウィリアムス ビズストーンの有名な3人の共同創業者と、一番右のディックコストロ CEOに挟まれた3人は誰だ!

それは次の、ニューヨーク証券取引所の公式アカウントによるツイートで明らかに。

そう、なんとあのスタートレックの艦長役で有名な俳優、パトリックシュチュアート。

先ほどのツイートも彼の公式アカウントのもの。
ではなぜ、パトリックなのか?

それについてTwitterは
「今日のTwitterがあるのはユーザのみんなのおかげ、だから上場の鐘はユーザに鳴らしてもらいたかった」 と表明したそう。
それで選ばれたユーザが上記の写真の3名。

パトリックは、70万以上のフォロワーがいて、前にテレビ番組で「Twitterのおかげで(スタートレックのイメージが強烈すぎる)自分が何者かを知ってもらう事が出来た」と語っていたそうだ。

その横にいる女の子は、貧しい子供のために街頭で365日レモネードを売り続けたViviennaという小学4年生。その活動はTwitterによって大いに拡散されたとか。

一番右の女性は、ボストン警察の関係者。あのボストンマラソン爆破事件で、ボストン警察は危険を喚起するためにTwitterを活用したからだそうだ。

上場の鐘というのは経営者にとってはある種の一大セレモニーなわけだが、Twitterの経営陣は、彼ららしいユニークなパフォーマンスでそれを執り行った。
さて、上場後の彼らの経営手腕や如何に?

*画像は全てTwitter公式アカウントよりエンベット