今日の一枚 [今そして向こう数年のビジネストレンド]

久々に今日の一枚。

今いまの世界で、業績が良く、株式マーケットの評価も高い順番にごく乱暴に分類して並べてみるとこういう事になっている。

結局のところビフォー/アフターCOVID-19でさして変わっていない。要するにテックを制するものが世界を制す。それは実のところコンピューティング革命以前から産業革命、もっと言えば農業革命の時代から変わらない、道具と技術を使って生産性向上に勤しむ人間の本質である。

現代におけるその戦いにおいては、デジタル生態系の頂点に君臨しデータエコノミーの川下で全てを飲み込むパブリック・クラウドが覇者である。

そう考えると、ブロックチェーンのハイプサイクル初期に皆が夢見た「Decentralization」が、この中央集権的パブリック・クラウド寡占パラダイムが崩れる唯一の可能性なのかもしれない。それはEU的文脈でなされるのか、ブロックチェーン的それか、あるいは空しい抵抗として今後とも失敗し続けるのか。正直私には未だその答えは分からない。

しかし唯一確かな歴史的真理がある。いかなる経済主体も世紀を超えて頂点に立ち続けたものは無い。スタンダードオイル、AT&T、GE等々…。

とするならば現在頂点に君臨する企業年齢40代半ばのAppleやMicrosoftのピークは今からせいぜい20-30年程度といった事になる。無論それらはその後も長きに渡り大企業として繁栄する。頂点の座を他の誰かに譲る、という意味である。

その頂点は無論、Amazonを筆頭に企業年齢が二回り若い既に頂点にいるデータプレイヤー達の更なる勢力拡大によってなされるという見立てが順当だろう。しかし二社が抜けた枠に新たな者が入り込むという事もまたおおいにあり得るだろう。そしてそれがあるとするならば、まさにこの瞬間に産まれつつあるスタートアップによってなされるという事は時間軸的に、かつ不連続にDX普及期にある状況的に、その可能性は高いだろう。