資本政策の成功/失敗とは? - facebookのケーススタディ –

日本はお盆休みモードだが、来週からいくつかファンドレイズについてのセッションがあるためその資料を作成しているなかで、改めてそのポイントについて、ケーススタディーをもとにまとめてみた。 そもそも資本政策の成功、失敗の定義は何だろうか? 事業の成功失敗は、誰もがある程度似たような答えを思い浮かべると思うが、資本政策となるとピンと来ないスタートアップ経営者も多いのではないか?

東南アジアの起業家に見られる、起業家の盲点

Startup Datingに寄稿させて頂いた。 Startup Datingには、前から勝手に親近感を覚えている。アジアのスタートアップを、VCである私とは違うメディアという立場から見守り、支援し、時には叱咤激励するというその意味において。 そんなStartupDatingに、私が過去に東南アジアで会ってきた無数のスタートアップが抱える課題とその解について日頃思うところをつづってみた。

Founder Instituteシンガポール Scribdファウンダーとのセッション

昨日、シンガポールで行われたFounder Instituteのメンタリングセッションに、米国のドキュメントシェアサービスScribdのファウンダーCEO、 Trip Adler とともに登壇した。 Trip曰く 今や25百万ドキュメントをライブラリし、成功裏にマネタイゼ―ションするに至るScribedだが、それまでに7回もビジネスモデルを変えた。 ある時はTwitterとほぼ同じアイデアを、Twitterがブレイクする直前にトライした。そこからの教訓は「早くあきらめすぎるな」。(ここは半分冗談まじり)

Startup Asia 2012 Jakarta

先週2日間に渡り、インドネシア ジャカルタで開催されたStartupAsiaに参加した。 このイベントは本年2月にシンガポールで初回が催され、今回が2回目の開催となる。 たった4カ月の間を置いての2回目開催も異例であるが、注目すべきはその参加者数である。主催者によると1,000人を超えたという。 これは東南アジア、ひいては全アジアでも最大級のテック/スタートアップイベントといって良いだろう。

Technopreneur Talk in Bandung

*本投稿はTechWave様への寄稿との掲載です。 去る5月12日、インドネシア、ひいては東南アジアで最もスタートアップに熱狂的な街の一つといって過言でないバンドンにおいて、弊社と同国の理系トップ大、バンドン工科大学(ITB)との共催によるスタートアップイベント「Technopreneur Talk」を開催した。 会場をほぼ満員に埋め尽くす200名を超えるオーディエンスを迎え、成功裏に終えることが出来た。ひとえに遠く日本からお越しいただいた方々を含めたゲスト、海外から駆けつけてくれたスピーカー、そして準備に奔走してくれた学生スタッフたち全員のご協力の賜物である。改めて関係者各位に感謝申し上げたい。

スタートアップにとってピッチは本当に「必要」か?

昨今のスタートアップを取り巻く環境で顕著なのは、やはり何といってもピッチイベントの熱狂ぶりだろう。 私自身は、日本はもとより、シンガポールやジャカルタなど東南アジア諸国でのピッチイベントに参加する事が多いので、これが日本だけではなく、世界各地で起こっている「ブーム」といって良いほどのトレンドだと肌で実感している。 「ピッチで重要な10の**」とか、「投資家が求めるプレゼンの**」、などの類の情報も巷に洪水のようにあふれている。

2012 年頭所感

2011年は、東南アジアでの投資育成活動を本格化し、私にとっては変化に富んだ年であった。社会全体もまた、言う までもなく大変な年だった。 2、3年あたり前から海外事業につき着想し、諸々準備をしてきて、いざ春先に具体的に動き出そうとした矢先、3月11日はやってきた。 私の実家は東北にある。 幸いにして内陸部のため家族や知り合いに直接の被害はほとんど無かったものの、随分と凄惨な話を見聞きした。

インドネシア、熱きインターネット市場の蠢き

本投稿は、TechWave様への寄稿と同時投稿となっております。 中国、インド、米国に次ぐ人口4位、膨大な市場規模を誇りながらも、まだまだ日本ではなじみの薄い、インドネシア。 そのインドネシアは今、インターネット市場においてスタートアップが大変な盛り上がりを見せている。 日本企業も、そのマーケット規模と将来性に期待し、内需獲得型の進出も多数出始めている。 首都ジャカルタの都心部

The dots will connect.

本投稿は、2011年10月6日のfacebookノートを転記しています。 スティーブ ジョブスが亡くなった。 御手本にしようとする事すらおこがましいと思わされる、まさしくレジェンダリーな生きざま、死にざまだった。 私にとっては、Appleのプロダクトよりもむしろ、経営者、人間としてのジョブスの存在のほうが特別だった。 だから、追悼の想いも込めつつ、自分の記憶のためにも、少ししたためておきたい。